Alteryx ConnectでアセットのDescriptionを一括変更する
データカタログ製品であるAlteryx Connectでは、データベースやワークフローなどのアセットのメタデータをブラウザベースで確認可能です。
活用方法の一例として、データベースのテーブルごとに書かれたDescriptionを見ることで「このテーブルにはこんなデータが入ってるのか~!」「このデータならこの分析に使えそう!」などと、使用目的に沿ったデータを見つけられます。
このDescriptionはブラウザ上からも変更可能なのですが、数が多く一括で変更したい場合には不向きです。
そんなときに役立つ、ExcelベースでDescriptionを一括変更してAlteryx Connectにインポートする方法をご紹介します。
もくじ
前提条件
今回の検証では以下の環境を使用しています。
- Alteryx Connect 2019.4
Export to Excel
Descriptionの一括変更で必要となる作業は以下の2つです。
- Export Excelでアセットの情報をxls形式にエクスポート
- Upload機能でxlsファイルをアップロード(要Administrator権限)
今回の検証では以下のデータベースにDescriptionを付与します。Descriptionには何も書いていない上にテーブル名からデータの内容が推測しにくく、どんなデータが入っているのかわかりませんね。これではDislikeを付けられても文句は言えません。(※Alteryx ConnectにはLike/Dislike機能があり、良くないと判断したアセットにはDislikeをつけることもできます)
画面右上のメニューボタンよりExport to Excelを選択すると、直ちにxlsファイルがダウンロードされます。
xlsファイルを開き、一括で変更したいテーブルごとのDescription情報が入っているtableタブの項目を任意の値に更新します。もともと入力されいたDescriptionはPタグが使用されていますが、新しく入力する場合は必要ありません。保存してxlsファイルを閉じます。
Upload xls
前項で更新したxlsファイルをAlteryx Connectへアップロードします。アップロードにはAdministratorユーザーのアカウントから実施します。右上のユーザーメニューからAdministrationを選択します。
Administration Consoleの下部にあるUploadに前項で更新したxlsファイルを指定します。
アップロードが完了すると以下のような画面が表示されます。
Descriptionに変更内容が反映されました。
おわりに
xlsファイルをアップロードしてDescriptionを一括変更する方法のご紹介でした。Descriptionを充実させて、メンバーにわかりやすいアセットを目指しましょう。
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